スモールボートセーリング - Small Boat Sailing

ホビーアドベンチャーアイランドを改造しながらセーリングを楽しむブログ

小物パーツの輸入

仕事で久々にアメリカ出張があったので、AIのパーツを買ってみました。
今回は現地のお店に行く時間はなさそうだったので、出発前にweb通販で注文、現地の友人宅を送り先に指定して現地に行ったときに友人宅で受け取る、という作戦。

購入したのはHobbie関係のパーツが豊富にラインナップされているWest Coast Sailingというお店。
ちなみに送料さえ払えば日本にも海外発送してくれるみたいです。

westcoastsailing.net
AIだけでなくHobie社のヨットパーツはたくさん扱っています。
今回は消耗品を中心に買いだめしておきたかったのですが、一番欲しいラダーピンは欠品。ラダーピンはあきらめて、AKAブレースのプラスチックボルトとか、ラバー部分が剥がれてしまっていたラダーハンドル、ステッカー等を買いました。

お店があるオレゴン州ポートランドから友人の家があるカリフォルニアまでの送料は7.99ドル。円安もあって全体的にお得感は薄いですが、日本で買うよりはリーズナブルな気がします。

今回急に決まった出張だったので、買うパーツもあまり吟味できなかったので結果的には少量になってしまったけど、あとから考えるともうちょっと他にも欲しいモノがあったかな、、という反省も。。


オーダーした翌日には出荷、3日くらいで友人宅には届いたみたいなので、この方法は今後も条件さえ整えば使えるかも。(まあそんなにたくさんチャンスはないですが)
ステッカーはすぐに必要というわけではなかったんですが、これからどこに貼るか、楽しみながら考えます(笑)。

セーリング 逗子沖

今日は朝から雲行きが怪しげ。
自宅から逗子に向かう途中も2−3回雨に降られました。

9時半ごろ逗子に着いて海岸の様子を見に行くと、台風の名残りで波が高い。。
ショップの人のアドバイスもあり、少し様子を見ることにしました。
空はいかにも夏!という感じの入道雲


ショップの2階で待機しながら波の感じを見ていると、だいたい7−8分に1回は波が落ち着くタイミングがあるみたいなので、これは出せそう、とフネを艇庫から出して艤装だけしていると、突然空が真っ暗になって雨になってしまいました。。


15分くらい降ってから、また青空が。
雨レーダーで見ても、1時間おきくらいに雨雲が来そうな感じでしたが、ちらほら周りのフネも出始めたので、11時くらいには出艇。
波のタイミングをよく見て出たら、波にも押し戻されずにうまく出ることができました。

今日はオンショアの風なので、AIは足こぎで楽に沖に出れますが、普通のディンギーはいきなり上りになるので押し戻される人も多く、大変そうでした。

波の影響がないところまで出ると、今度はべた凪。
風待ちしているシーホッパーを横目に足こぎで湾外まで出ると、だんだんと風が戻って来ました。だいたい3−4mくらい。


湾外に出たところで、次の雨雲がやってきそうだったので雲をよけるようにさらに湾外へ。これに捕まったら、、と思うと怖い。。


幸い雨雲は北に向かい、逗子海岸あたりで降っている様子。


どのみち今日は遠出は無理っぽいので、森戸の白灯台まで行って帰ってくることにしました。
灯台に着いてみると、足場が組まれていて改装中でした。


今日はモーターボートやクルーザーが多く出ていて、名島のあたりでたくさん安価リングしていて、そのフネの間を抜けながら名島沿いに沖まで行って帰ることに。

その頃には次の雨雲が来ていて、これはどうやっても逃げられそうもないなあ、と思っていたらどんどんあたりが暗くなって、風が強くなって突然大雨に。
あわてて50%くらいにリーフしました。


あたりの海面が雨粒だらけになって周りも靄でほとんど見えなくなる感じ。
幸い雷はまったくなくてよかったですが、ちょっと怖かった。。
これが当時の雨雲の様子。


10分くらい海上で耐えていると、すぐにまた青空に。
ただもうこれの繰り返しは堪らないので、引き返すことにしました。

まだ波は高かったので、少し沖合でタイミングを見計らい、波が収まったタイミングで一気に足こぎ最速モードで着艇。無事に着くことができました。

着いた頃にはまたこんな青空。
今日は波といい天気といい、さんざんな日。
でもこれはこれで貴重な体験だったかも。














セーリング 葉山公園 & マストケース新調!

今日はひさびさ、葉山公園まで。
逗子の浜もすっかり夏の風景です。


風も5−6mとそこそこなので、早めに着きました。
大浜海岸もこの賑わい。海の家ももう出ていました。


ちょうど大潮かな、引き潮の時だったので、大浜海岸の東寄りは岩がたくさん露出していました。
こうしてみると浜の立て看板より東寄りは満潮時でも着艇は避けた方がいいのがわかります。立て看板は夏の間しかないので、通年での目安としては、駐車場に上がる幅の広い階段(画像でグレーの手すりが写っている)が目印になるかと。
気をつけなきゃですね。


早めのランチを公園で済ませてから帰ります。

 

9時に逗子を出て、12時過ぎには帰ってこれました。
艇庫で潮出し。

実は前回ショップのWさんにマストケースが破れて困っていると相談したら、ショップで別注しているAIのマストケースがあるとのことで、それができあがったので今日はそれを受け取り、さっそく装着してみます。

これです!(全体像を撮るのわすれました)
かなり厚めの耐UV仕様の生地を使っているそうです。
見たところは防水にもなっている感じ。
お値段は1,1000円(税込)。正直安くはないですが、Hobbie純正のものはそれ以上すると思うので、耐久性は未検証ですがよさそうかなと思いました。


ケースに入れ終わった下端部分は、このように1回折り曲げて黒いベルトで縛ることができます。


先端部はカートップ時に役立ちそうなレッドフラッグ付き。
気が利いている感じで、いいですね〜


ケースの破れも解消したし、UVが増えるこれからの夏に向けて、いい買い物だったのではと思っています。














 



セーリング 江の島

今日も南風なので江の島へ。
暑くなるので、早めに出て早めに帰ってくる作戦です。

9時15分ごろ逗子を出発、順調にアビームで進みます。
今日は風が強めの予報なのでスピンはセットしてこなかったので、メインのみで10km/hくらい。江の島に着く直前にはほとんど風がなくなってしまい、スピンを持ってくればよかった、、とちょっと後悔。

湘南港に入ったら最後はセイルは畳んで足こぎで着岸しました。
今日はランチを買ってこなかったので、ひさびさにセーリングセンターのカフェでしらす丼を。食結構人は賑わっていて中は満席でした。

ランチ後は港のスロープのところでぼーっとヨット見物。
今日は賑わっていて、いろんなフネが見られました。


手前の黄色いのはデイセーラー、その奥はシーホースかな。


シーホースは木製でハルのニス仕上げがきれいでした。


こちらはフォイリングモス。
逗子の沖でもよく軽快にかっ飛んでいるのを見かけますが、港内ではけっこう取り回しが大変そうでした。
水中に長いフォイリングフィンが突き出てるので、スロープのかなり手前で降りて横倒しで引っ張って上がっていました。
こうやって着艇するんですね〜


陸に上がってもこんな感じで横倒しで肩に担いで。
たぶんカーボンのハルでものすごく軽いんでしょうけど、風が強かったりするとあおられて大変そう。


上の画像の左に写っているのはトリマランのWETA。
逗子や江の島あたりでもたまに海の上で行き会ったりしますが、トリマラン同士だからAIにも親近感を持ってくれるのかな、、手を振り合って挨拶する確率が他のディンギーより高い気がします。WETAはジェネカー含めて3枚帆なので、全然早いんですけどね。1回乗ってみたいなあ。。

逗子に帰ってきて艇庫で潮出しをしてから、家で準備してきたスターンのショックコードを交換。いい感じに仕上がりました。


今日のログ。
今日も行き帰りほぼ同じラインになっちゃいました。



スターンのショックコード交換

取り外して家に持ち帰ったスターンのショックコードの交換作業です。
コード径は6mmとアマと同じなので、アマゾンで同じものを注文しておきました。

まずは古いコードの全長を計測。ちょうど3mでした。

交換でキモになるのがこのコード両端にあるプラスチックフックの部分。
このフックは再利用するので、フックから古いコードを除去しないといけません。

この矢印の部分をラジオペンチやニッパーで引っ張ってあげると簡単にコードをフックから外すことができました。


これが単体になったフック。
今度は矢印のように新しいコードを通します。
内部にはツメがあって、コードを通すときはするすると通るけど、通したあとにUの字状の状態で引っ張るとコードがツメに掛かって固定されて抜けないようになっています。


新しいコードを通した状態。
ここまで5分くらいで完了です。


反対側も全長が3mになるように長さを調整してから同じようにフックを付けておしまい。全部でも15分くらいの作業でした。

今度艇庫に行った時にハルに固定します。
固定自体もただフックに引っかけていくだけなので、すぐに終わるはず。。








セーリング 江の島

今日は休みが取れたので平日セーリング

夕方からは逗子の花火大会だそうで、浜は場所取りのブルーシートが置かれてたり、人も多めで賑わってました。
沖には花火を打ち上げる台船も見えます。

浜を出て台船にちょっと近づくと、すぐに警戒船が寄って来たので注意される前にタックして離れました。台船は湾のけっこう真ん中にいるので、湾の端っこを通るしかないなあ、、と思っていたら、また後ろから別の警戒船に声をかけられ、振り向くとなんと船を預けているショップのKさんでした。

Kさんによると、さらにまた沖から新しい台船が来るので、目印のブイより東側を通るように、とのこと。
じきにタグボートに引かれた台船がやって来ました。
台船は長さ30mくらい?で、上では花火師と思われる人たちが大勢準備中。
右の方にはブルーの仮設トイレ?みたいなものも。トイレのたびに岸に戻るわけにもいかないし、そりゃそうですよね。


沖に出ると富士山が綺麗でした。
今日は南風、5−6mは吹いているので、アビームで富士山を前方に見ながら江の島まで。ちょっと曇り気味だけど、気持ちいいです。


途中稲村ヶ崎からはいつものように岸沿いを。
平日はサーファーも少ないですね。

9時45分に逗子を出て、11時15分に江の島着。
ハーバーにはヨットはゼロ。寂しいなあ。
ハーバーを一望できるベンチでひなたぼっこしながらランチ。
ランチの後にハーバー事務所の掲示板を見たら、週末の土日はスナイプ級の日本選手権があるみたいでした。
駐車場には京大や東北大のヨットが置いてあったり、サポートカーから備品を降ろしたり、準備をしている人が多かったのはこのためかな。


1時間ほどぶらぶらと日光浴してたら、だんだんと風が上がってきました。
あんまり長居してるとさらに強くなりそうだったので、出発。
湘南港を出ると、白波が立ち始めてちょっとやばい感じ。。
逗子まではクローズホールドになってフネが暴れる、暴れる。
水もたくさんかぶって、気温は22度くらいあるはずなのに寒かったです。


結局風は推定8-10mくらい吹き荒れて、13時半ごろ逗子湾まで戻って来ました。
戻ってくると、花火の台船は3隻に増えてました。
逗子の花火は観たことないのですが、盛大な感じになりそうですね。


浜辺の人も朝より多くなってきてました。
今日もこのままちょっと花火を見たい気もしたけど、帰りが大変そうなので今日はガマン。


今日のログ。
行きはメモリエラーで取れてませんでした。
帰りは江の島からほぼ一直線のきれいなラインが描けました!



片付け時間も余裕があったので、前から切れかかっていたスターンの荷物用ショックコードを家で交換するために取り外し。
取り外し自体は簡単なのですが、コードの引っかけ位置がわからなくならないように取り外し前の写真を。


こんなふうに切れたのを結んで取りあえず補修したところが何カ所か。
明日土曜日、暇だから交換するかな。
そしてまた直径6ミリのショックコードを注文しないと。






長者ヶ崎〜秋谷の定置網情報

GWは前半は他の予定があったり、後半は風ビュービューだったし、今週末もコンディション悪くて結局ずっと海に出られてません。

ちょっと前の荒崎から帰りでも苦労したし、以前の記事でも長者ヶ崎と秋谷あたりには冬〜春に長い定置網がそれぞれあって、逗子から南下していくときにコースによっては大回りをしなくてはならないと書きましたが、家でネット徘徊していたら、海保のページにも情報がありました。

下記リンクで、長者ヶ崎の定置網は1番、佐島の定置網は2番がそれぞれ相当するみたいです。

<三浦半島・相模湾定置網写真>

まずは長者ヶ崎。
海保のページから少し画像を転載させてもらうと、南側から見た航空写真。
(赤とグリーンのラインは加筆しています)


黄色い点線が定置網の位置の目安、と書かれています。
グリーンのラインのように左の長者ヶ崎から沖合を進んでくると、正面に点線がぶち当たって岸寄りに進路変更して避けなければならないので効率が悪い。。

効率よく行くには赤いラインのように尾が島と岸の間を走るといいのですが、このエリアは暗岩がたくさんあって潮位によってはダガーボードやラダーがヒットします。
私はいつも効率優先で海中をウォッチしながら赤いラインを行ってしまいますが、初めての場合はグリーンのラインを進むのが無難なんでしょうね。
風向きによっては尾が島の南端をかすめつつ、定置網の北端をかすめるような1本ラインが引けるかもしれないです。

Googleマップで見た尾が島周辺。
赤マークが島で、その北側エリアが危ないです。(画像でも岩がうっすら見えます)
ここを通る時はグリーンのようにちょっと岸よりを走るのが良さそうです。
ただあんまり岸に寄りすぎても長者ヶ崎の突端沿いの岩があるので、ご注意を。


つぎに2番の「芦名前面海域」の定置網。
これは上空からの写真がないのですが、南側から見た2つの赤い矢印の間に長い定置網があります。



該当エリアは南北に延びるかなり細長いエリアの印象なので、佐島や小田和湾へ行く場合は網の北側(岸側)を、荒崎方面に行く場合は南側をかすめて避けるのが効率がいいかと思います。(風向きにもよりますが)

定置網が設置されるのは寒い季節から春にかけてですが、気をつけて航行したいものです。
今年もそろそろ、網がなくなる頃かな?