スモールボートセーリング - Small Boat Sailing

ホビーアドベンチャーアイランドを改造しながらセーリングを楽しむブログ

東京オリンピック観戦


いよいよ始まった東京オリンピック、無観客にはなったけどセーリング競技を見てみたい!ということで行ってきました。
逗子からAIで出艇して江の島まで。

朝9時ごろ逗子を出発。風は3mくらい。
逗子湾を出ると江の島方面に普段この海域では見かけないような大きな巡視船が見えます。

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巡視船に睨まれないように注意して海域を選んでコース取りします。
オリンピック組織委員会によるとレース海域はこのようになっているみたいです。

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逗子湾を出たら黒い線の競技エリアに入らないように北西へ向かえばいいことになります。逗子マリーナ沖を通過、由比ヶ浜沖を横切ろうとしたら、、警備艇らしき2人乗りのマリンジェットが近づいてきて注意を受けてしまいました。もうここはレース海域に入っているのでもっと岸寄りを走るようにと。。気をつけていたつもりなのに思っていたより沖に出てしまっていたようです。
慌てて謝って岸方向にとりあえず稲村ヶ崎を目指し、稲村ヶ崎の鼻先をかすめて岸沿いに進みます。
途中七里ヶ浜には「Tokyo 2020」のブルーの看板が掛かっていました。(右の方の岸壁上に見えるのが看板)

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江の島の北側海域には11時ごろ到着。ちょうどハーバー入口の灯台とその北の腰越漁港に挟まれた海域です。あたりにはもう何人かSUPに乗ったり、ヨット、モーターボートも何隻か先着していました。漁船が数隻警戒船として出ていて、その漁船よりハーバー寄りは入れない雰囲気だったので、ミラージュドライブを漕ぎながらその漁船よりハーバー寄りには行かないように気をつけながら待ちます。

今日の目的は午後行われる混合ナクラ17級のレースの出港風景を見届けること。レース海面自体には近づけないので、せめてハーバーを出て行くところだけでも見て雰囲気を感じながら応援してみようと。いわゆる出待ち、ですね。

ナクラ17はこういう感じのカタマラン艇。めちゃくちゃセイルがでかいです。
今回日本艇も出場するので楽しみ。遠くからでも陰ながらに応援できればと。

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正午が近づくと、ハーバーの方が騒がしくなってきました。詳しくは聞こえないのですが、1艇1艇、選手のコールがされているようです。そしてそれから15分くらい経つと、船が出てきました!
写真だと本当に小さいんですが、実際はもうちょっと近くで見れた感覚です。
そして何隻目かにはセールに日の丸がついたフネも堂々とハーバーを出て来ました。
出て行くとき、大きなスピーカーで日本選手だけ「xx選手、がんばれ〜」とコールが掛かっていたのが印象的でした。みんな東のレース海面目指して行きます。

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他の観客たちはこんな感じでぷかぷかと思い思いに浮いて見ていました。
右に見えるのが警戒船。

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フネが見えなくなるまで見送った後はその場の海上でお昼を食べて少しまったりしてから帰途につきました。

あとでWEBで調べたのですが、この日ナクラ17級で日本艇に乗っていたのは、飯束潮吹/畑山絵里の両選手。 20艇中14位という結果だったようです。

本当にちらっとですが、東京の地元でオリンピックのセーリング観戦、という夢が叶ったのはよかったです。海上からの観戦は天気が良かったこともあって本当に気持ちよかった〜。

これから他のセーリングの日本勢にも頑張ってもらいたいものです。


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