スモールボートセーリング - Small Boat Sailing

ホビーアドベンチャーアイランドを改造しながらセーリングを楽しむブログ

セーリング&キャンプ 和田長浜 DAY2


翌朝はフネがちゃんと浜にあるか、、流されてないか、、心配で5時には目が覚めました。
一応潮汐表で夜から朝にかけては潮位は下がる方向、というのはわかってはいたけど、何となく不安になってしまうものです。夜の満潮の時点で水辺から3mくらいは引き上げていたので、大丈夫でした。ただここから出艇するまでは潮が満ちてくるので注意は怠れません。

フネのチェックをしていたらどんどん夜が明けて、きれいな朝焼け!
風も弱かったので、写真撮影用にセールを広げてみました。

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 朝ご飯を食べ終わって8時前にふと雨レーダーをチェックすると、あと10分で上空に雨雲がくる!ということであわててテント撤収、荷物を全部船に入れたところでざ〜っと雨が降ってきました。昨日の予報ではまったくそんな様子もなかったのでびっくり。ただ通り雨っぽかったので洞窟を見つけてそこでしばらく雨宿りしたら、小1時間くらいで雨はやんでくれました。

というわけでセーリング2日目は9時過ぎに出発。
今日も帰る前に油壺周辺を散歩してから逗子に向かう予定です。
曇り空に加えて風も北東の風3-4mくらいあるので、体感温度が寒いです。
冬用の長袖ウエアにウィンドブレーカー、下は短パン2重履きに雨具を履いて、冬用靴下もはいてちょうどよかったくらい。

40分くらいで油壺の入口に到着。
湾内に入るととたんに風が落ちてしまいました。その名の通り、油を流したような水面。
セイルは上げながらもドライブで漕ぎながら進みます。

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油壺湾のいちばん奥まで行くとクルーザーがたくさん。
ここで引き返します。

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また湾の出口まで来ると、大きなヨットが次々と出航していくところでした。
何かレースがあるのかな。

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10時過ぎには油壺を出発。クローズホールドで一路逗子へ向かいます。この時点ではまだ風は4-5mは吹いていました。
しばらく進むと遠くに赤白のブイが見えてきたので、近くまで行ってみることにしました。
右に見えるのがブイです。

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あとで調べたのですが、これは相模網代崎沖灯浮標(通称赤白ブイ)というみたいですね。
海保によると維持するコストの削減とかで、撤去も検討されているようです。
小さなプレジャーボートにとっては自分の位置を把握する目印にもなるので残して欲しいですが。。

ブイを回ったあとは一路逗子方向へ。
ただその頃にはだんだんと風が落ちてきてしまい、荒崎を回る前には1mくらいになってしまいました。ブイに寄り道してたら風を逃してしまったようです。しまった。。
オフショアの風で岸からどんどん離れる方向なので、ミラージュドライブも使いながら岸に向かいます。ただ漕いでも漕いでもなかなか岸が近づかず。。

11時半ごろようやく荒崎を回ることができ、その後もずっと漕ぎながら、で13時過ぎに佐島沖、14時半に長者が崎沖。結局11時〜14時半まで3時間半ずっと漕ぎっぱなし。。

予報ではこの日の午後は東風になって楽にランニングで帰れるはずだったのですが、風はむしろ西に振れている様子でずっと上りでつらかったです。

森戸沖くらいからはようやくアビーム気味になったのでスピンを上げて最後のラストスパート。

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森戸の白灯台を過ぎ、葉山の赤灯台が見えてきました。あと少し。

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そしてようやく15時半、予定よりは1時間も遅く逗子の浜に着艇。
1日目は良かったのですが、2日目はあんまり風に恵まれませんでした。
やっぱり2日続けてグッドコンディション、というのは難しそうですね。

それにしても念願のセーリング&キャンプ、事前の期待通り!最高でした!
また近いうちに行ってみたいですね。

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