スモールボートセーリング - Small Boat Sailing

ホビーアドベンチャーアイランドを改造しながらセーリングを楽しむブログ

フネを艇庫へ運ぶ


いよいよフネを自宅から逗子へ移動する日。
片道50kmくらいをデカイ船体を車のルーフに乗せていくのでだいぶ緊張します。。
前の晩に積み込みは済ませておいて、朝出発。途中の高速道路も70km/hをMAXにゆっくり、ゆっくりと。何回か横風をくらった時はビビりまくりで、、50km/hくらいまで減速してしまいました。。

f:id:kobunenori:20201231175132j:plain

指定されたよりも早い時間に到着してしまったけど、Nさんはもう出勤されていて車から下ろすのを手伝ってもらったり、基本的な船のことを教えてもらいました。

指定されたラックは第2艇庫。ショップからは離れているけど、スペースも広くてラックからの上げ下ろしもブロックを使ってらくらく。これなら1人でもなんとかなりそうです。

f:id:kobunenori:20201231175159j:plain

注意点としては、釣り上げるロープはフネがラックに入った状態の時はテンションをかけないこと。テンションをかけて放置するとロープにヒネリぐせがついてしまうためです。

フネをしまった後は事務所にて艇庫を借りる契約の書類のやりとりをした後、浜で艤装のポイントを教えてもらいました。以下が主な注意点です。

・アマは必ず広げてから水に入る。
・出艇時は水が腰下くらいになるまで沖に出て、そこでミラージュドライブをつけて、船に乗り込んだらしばらくはミラージュドライブを漕いで少し沖まで出てからセールを広げる。
・メインシート(黒)とファーリングシート(黄色)は末端同士を結んでおくと船上でそれぞれのシートが見つけやすい。
・純正カートを船体に挿す時は、マストがない状態で砂浜で船体を真横に転がして取り付ける。
・艇庫から運ぶときは純正カートよりもシーホッパー用の船台の方が乗せた時の重心が前寄りになるので、持つ時に軽くなって運ぶ時にラク

レクチャーの後はさっそく出艇!
久々の砂浜からの出艇だったけど、違和感なくできました。
ラダー操作が普通のディンギーと違うのも苦労するかなと思っていましたがすぐに慣れました。ただラダーの操作にちょっと遊びがあって、もうちょっとダイレクトに操船できたほうが好みかな。。

風は3−4mだったけど、安定感もあっていい感じです。
トランポリンはつけて大正解。
トランポリンに載っていると椅子に座っているときの倍くらい楽しい。お尻の下で水面がどんどん後ろに飛んでいくのがスピード感を感じられます。

f:id:kobunenori:20201231175142j:plain
f:id:kobunenori:20201231175137j:plain


この日は湾外にちょっとだけ出たくらいで、軽く3時間くらいで終了です。
後片付けがちょっと面倒だけど、ようやくフネの居場所もできてよかった〜。

ちょっとだけ後悔ポイントは、純正カートは必要なかったみたい。。純正カートだと船体のかなり後ろに車輪が来ることになるので、バウを持ったときに車輪より前の船体重量全てが手にかかるので相当重いのです。体感的には全重量の7割くらいの感じ。対してディンギー用のアルミ船台だと全重量の4-5割くらいの感じでぜんぜん違う。。

まあ純正カートは自宅に持ち帰ってしばらくは持っておこうと思います。