スモールボートセーリング - Small Boat Sailing

ホビーアドベンチャーアイランドを改造しながらセーリングを楽しむブログ

セーリング 江の島


年が明けて1月〜3月にそれぞれ1回乗って、4月は出張等で忙しくて乗れてませんでした。そして連休に入って久しぶりの逗子。
今日は予報だと安定して北東の風、6mくらいが終日吹きそうだったので、初ロング、江の島まで行ってみることにしました。

9時50分に出発。湾内を出るくらいでスピンを上げてアビーム1本で江の島方面へ。波もないし思ったよりも順調にすぐに稲村ヶ崎沖まで到達。
稲村ヶ崎からは岸寄りを走ります。波待ちをするサーファー越しに海岸の風景、134号の道路、そして江ノ電がのんびり走っている風景までを一望できて、特等席の気分。
こうやって風を感じ、セーリングを楽しみながら景色も楽しめる余裕があるのがAIのいいところ。

11時半には江の島の湘南港入口に着きました。

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入口からはセールをリーフしてミラージュドライブで浮き桟橋まで進みます。桟橋への着岸が初めてだったので難しかったけど、風下側から近づいていってドライブで一気に10回くらい漕いで、すかさずバウの舫いロープを持ちながらバウに走っていって浮き桟橋に飛び移り。ただやっぱり飛び移るときに船体を蹴るので、船体が予想したよりも早くすーっと桟橋から離れ気味になってあやうく又裂きの刑になって海に落ちるところでした。。やっぱり風があるときの着岸は難しいです。

ロープを桟橋のクリートに舫って着岸完了。
バウのロープは桟橋に着けるときは必需品ですね。
それにしてもダガーボードもミラージュドライブもラダーも全部出しっぱなしで着岸っていうのがなんか新鮮です。
これが着岸した状態。

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湘南港から出て行くディンギーたちはほとんど戻ってきていないので、ディンギースロープには船台だけがたくさん残っていました。

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しばらくはスロープを見渡せる場所でぼーっとしていました。
みんな狭い港の中をタッキングだけでうまく操船して出入りしていますね〜。
コンクリートスロープだと、フネの上げ下ろしも砂浜よりだいぶラクそうです。見ていると多くのディンギーは長時間陸に上がるときはスロープを使ってフネを上げ、短時間のときは桟橋に着けてるみたいです。

ここは同じAIに乗っている方のブログで着岸できることをあらかじめ知っていたのですが、どうもカヤックはダメみたいで、この日着岸しようとしていたカヤックは係員の人に注意を受けていました。AIはカヤックではなくディンギーの仲間と認知されているわけですね。

30分くらい休憩して、また出発します。
出艇は着艇に比べたらだいぶラクで、クリートのロープを解き、舫いロープを引っ張ってフネをたぐり寄せてからフネに飛び降りるだけ。桟橋の風下側にとめたので、ロープが解かれるとフネは自動的に桟橋から離れていくのでラダーのコントロールでフネの向きを整え、ドライブをしばらく漕いで桟橋から充分離れたらセールを広げるだけ。砂浜以外のところへの着岸/離岸は初体験だったけど、なんとかなりました。
でもこれから何回か練習を重ねてもうちょっと上手くなっておきたいな、と。
もっと風が強いと難しそうだし。

帰りは向かい風でタッキング地獄。しかもオフショアなので知らないうちに岸からどんどん離れる方向に流されるので大変です。この流され量が想像よりも上回ってて、かなり意識して岸側に戻るタックを繰り返さないとすぐに岸が遠くなっていきます。こわいなあ。。

また由比ヶ浜沖あたりまで戻って来たところで、雲行きもちょっと怪しい感じ。

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早く帰らないと。。
逗子が近くなってきたら風がちょっと東にシフトしてきて少しラクになりました。
で、ようやく浜に着いたのが14時40分。江の島で休んだ時間を含めても5時間というロングコースを走りきったのでした。。距離にして約23km。疲れた。

これが今日のログ。帰りの上りのラインが混み合っててすごいな。

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