スモールボートセーリング - Small Boat Sailing

ホビーアドベンチャーアイランドを改造しながらセーリングを楽しむブログ

セーリング&キャンプ 和田長浜 DAY1

今年もようやく行けました、セーリング&キャンプ。
10月いっぱいは仕事も忙しくて、水曜日頃に週末の天気を見て、ここしかない!と計画、出艇届をショップに提出しました。

3日の金曜日はちょっと風が弱め、昼ごろに風向きが反転するのが、4日の土曜日は逆に午前中を中心に風が強めな予報なのがちょっと気になります。4日は風向きもちょっとでも西寄りに傾けば、クローズ気味になってちょっとつらそう。
また気温は2日とも最高気温は25度、最低14度の予想なので、去年のように夜寒くて寝られないことはなさそうです。


朝8時ごろ到着したらまだ艇庫のゲートが開いてませんでした。。ゲートが開いたらすぐに艤装を済ませて9時半に出発。
風はオフショアで弱め、追っ手なのですぐにスピンを上げます。



灯台過ぎた頃からだんだん風向きが変わり、クローズで葉山公園方面へ。
葉山公園までは1時間、その後も荒崎を目指しますが、真上りで、足漕ぎしながら無理やり風上へ進みます。風は2-3m。
はるか遠くに見える荒崎がなかなか近づかない。。


荒崎へは直接向かえないので、あきらめて少し西方向に振ってポートタックで遠くに見えた灯標をまず目指して、そこからタックして一気に和田長浜へ向かうコースを引きました。


12時50分に灯標に到着。
あとで調べたら亀城礁灯標という名前の灯標らしいです。
名前の通り岩礁があってその危険を知らせるための灯標ですね。


灯標のてっぺんに付いている三角形を2つ組み合わせた形は、船舶免許の時に必死で覚えた、「西方位標識」というやつです。(覚えておくとちゃんと役に立つんですね)
この標識の西側は通っても安全、逆に東側は暗礁などがあるという意味。画像は北側から撮ったので、右側は安全、左側は危険と言うこと。ただすぐ右側も変な波が立ってるので、周りには近づかない方が良さそうです。

海保のページより。
西方位は三角形の組み合わせがワイングラスみたいなので、WINE=WESTと覚える、と教わりました。逆にEASTはエレベータのボタンみたいなのでEAST=Elevatorと。


灯標の西側を回ってからタックしてスターボードタックになり、そこから一気に和田長浜を目指します。この灯標は今までは岸寄りから遠くに眺めるだけの存在でしたが、そばまで行ったのはこの日が初めて。ここまでくるとだいぶ沖合に来たな、という感じです。
このころには少し風も上がってきて推定4−5mくらい。
荒崎からは岸寄りを海岸沿いに進みます。



荒崎から南はこんな感じの地形マニアが喜びそうな岸壁が続きます。



13時15分には和田長浜沖。沖からでもメインの浜はかなりの数のテントが見えました。
やっぱり連休だからな。。


まだ時間があったので、南の三戸浜まで行ってみることにした。
風はさらに上がって体感6−7m。

13時40分に三戸浜到着。
着けた場所から少し北側の漁協の隣のトイレを使わせてもらいました。
ここの海岸線はきれいに弧を描いていてきれいです。
寒いからか、だーれもいません。


トイレを済ませてまた岸から出ようとしたら、浜にいた男性に声をかけられました。
話してみると彼はなんと今はマリンボックスのレンタルヨット会員でミニホッパーに乗っているというIさん。今日は三戸浜にたまたま遊びに来たそうですが、奇遇ですね〜。
いろいろ話をして再会を約束して連絡先を交換したりしました。

三戸浜を出ると、追っ手の風で一気に和田長浜へ。
途中、去年キャンプをした黒崎の鼻を通過。
毎度通るたびに思うのですが、この丘の上に建っている白い家は絵になりますね。
家からの眺めも絶景なんだろうなあ。特に夕日が。住んでみたい。


14時40分くらいに和田長浜に到着。
着けたのは2年前と同じ浜。(たぶんほぼ同じ位置)
さっそく荷下ろし、テントを張って、と準備をしていたらあっという間に16時半くらいに日没になりました。


富士山がくっきりときれいでした。
暗くなると人もいなくなってひとりぼっち。
急にちょっと寒くなります。


19時には食事も終わって満潮も過ぎたので、船が流されないように引き上げて早めに就寝。夜も寒くなくて快適でした。

今日のログです。赤い矢印のところが西方位標識のところ。
22.4kmの距離を5時間10分で走波。
ログを見ても、南風の時に荒崎を回って南方向に行くときは、亀城礁灯標が一つのタックポイントというか通過ポイントとして今後も使えるかもしれないです。