スモールボートセーリング - Small Boat Sailing

ホビーアドベンチャーアイランドを改造しながらセーリングを楽しむブログ

船体ハンドルが割れた


AIだけでなく、Hobieの多くのモデルでハルの前後についている船体ハンドル。
正式名称はわからないのですが、このハンドル(バウ側)が割れてしまいました。
浜で船体を引っ張ったり船台に載せたりするときに使う、必須のパーツです。

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構造的にはスチールかSUSの芯材を柔らかいエラストマー樹脂で包んでいるようなのですが、どうも表面のエラストマーとロープの隙間から塩水が染みこむらしく、その塩水で芯材の金属が長年の間にさびて膨張、表面のエラストマーが割れてしまった感じです。

長年といっても購入してから1年8ヶ月でこうなるとは、ちょっと寿命が短すぎのような。。
まだ使えそうな状態ではあるのですが、フネを引っ張るときに荷重がかかって樹脂が割れて中の金属パーツで手をケガしそうな感じだったので、予防的に交換を考えます。
また同じものを購入して使っても同じ結果になりそうな気がしたので、今回は自作することにしました。

黒ABSのムク丸棒(直径16ミリ)を買ってきて、それを長さ12cmに切り、手が当たって痛くないように両端をC面加工して、センターに直径4.5mmの貫通穴を開けて直径4mmのロープを通すだけ。
センターに貫通穴を開けることで強度的に大丈夫か不安がありましたが、船体を持ち上げてみても大丈夫そうでした。

これでしばらく使ってみて、いけそうならスターン側も錆びる前に同じものに取り替えようと思います。

それにしてもこうして見るとバウのアイは混み合ってるな。。

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