スモールボートセーリング - Small Boat Sailing

ホビーアドベンチャーアイランドを改造しながらセーリングを楽しむブログ

AIをカートップで運ぶ 2

AIを安全にあまりお金を掛けずにカートップする計画、構想編です。



基本構想はこんな感じ。

・今持っているTHULEのルーフキャリア(アルミウイングバー)を使う前提。
・構造的にはRhino-Rackのものがシンプルで使い勝手もよさそうなので、参考に。
・費用を抑えるために部材はなるべく汎用品を使って、カスタムメイドの部品は最小限に。
・システムの組み立てはなるべく短時間で最小限の工具でできるように。
・重い船体を車の屋根に載せるので、走行中の安定性を考えて、トップヘビーにならないように、なるべく軽量に。
・海水がついたものを載せるので、錆びないように材質はアルミかステンレス。

あらためて御本家のパーツ一覧を見るとかなりの量です。
こんなにパーツがあるのなら、価格が高いのも無理はないのかもなあ、と思ったり。
と言うことは自分で作ってもそれなりの値段になっちゃう?という不安もよぎりますが、頭の中で構想するのはタダなので、まずはやってみます。

滑車やローラー、それから船体を引き上げるときに使うハンドウィンチなどは市販品を探せばそのまま使えそうです。

部材は軽くて錆に強くて、加工性の良いアルミの規格材を組み合わせて使うことにしました。
この規格材は日本の色々な業種で工業製品の試作にも使われていたりして、アクセサリーパーツも豊富で部材同士をいろいろな形に組み合わせることができます。
軽さと強度的には今回は断面30mm x 30mmの6シリーズが良さそう。(色はシルバー)
これだとフネの重量が乗った時に若干たわむ可能性がありますが、そこは構造でカバーするとして。

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このフレームのいいところは4辺に凹状のレールがついていて、レール部分にナットを入れるとフレームの任意の場所にいろいろなパーツをボルト留めできる点。
例としてはこんな感じ。

 



こんな感じのフレーム同士を90度や120度に連結固定する金具も豊富に種類が揃っています。


基本的には直線のこのアルミフレーム材を組み合わせていけばなんとか形になりそうな気がするのですが、斜めのスロープ部分と水平のTHULEのキャリアバーの末端をつなぐ曲線部分をどう作るか?が難題。
御本家は黒の樹脂パーツでできていますが、市販品で似た形状のものはないので、ここは特別にカスタムで作るしかないのかなあ。。(高そう)

スロープ部分は船体を滑らせるので、表面は滑りがいい材質を使う必要がありそう。
(下の写真でいうと斜め部の黒い樹脂パーツ)


スロープ部分の角度は緩い方が引き上げるのは楽そうだけど、積み降ろしの時に車のサイドにたくさんスペースが必要になるので、まずは45度くらいで考えてみることにします。

と、ネットを検索しながらあ〜でもない、こ〜でもない、と思い巡らせているのも楽しい時間だったりします。